コロナウィルス影響で外務省から渡航中止勧告! その意味とは?レベルってあるの?

時事

コロナウィルスの影響により、外務省は感染が拡大している国々に
滞在している在留邦人や渡航者に対して危険情報
をレベル3(渡航中止勧告)に引き上げました。
普段あまり耳にしないこの言葉ですが、どのような意味なのでしょうか?
またそのレベル、対象国、既に申し込み済のツアー等はどうなってしまうのでしょうか?

Contents

渡航中止勧告 とは?

渡航中止勧告とは、外務省が発表している「海外安全情報」の中の「危険情報」
のレベル3に相当します。
危険情報とは
渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に出される情報の事で、
中・長期的にそれらの対象地域の治安情勢、政治社会情勢などを総合的に判断し、
その地域への安全対策の目安を示すもの」です。
この情報は対象地域ごとに4つのカテゴリーに分けられており、そのそれぞれに
個別の安全対策の目安が示されます。

危険情報のレベルとは?

レベル1
「その国への渡航・滞在にあたっては、危険をさけるために特別な注意が必要。
その国・地域への渡航・滞在に当たって危険を避ける為に特別な注意が必要」
(カンボジア、バリ島など)

レベル2
「不要・不急の渡航はやめて下さい。
その国・地域への不要不急の渡航はやめて下さい。渡航する場合には特別な注意を払うと共に
十分な安全対策が必要。」
(エジプトの一部砂漠地帯など)

レベル3
「渡航はやめて下さい(渡航中止勧告)
その国・地域への渡航は、どのような目的であれ中止して下さい。」
(アルジェリアの一部地域など)

レベル4
「退避してください。渡航はやめて下さい(退避勧告)。
その国・地域に滞在している方は安全な国・地域へ退避してください。
この状況では当然のことながら、どのような目的であれ、新たな渡航は
止めて下さい」
(アフガニスタン、シリア、イエメンなど)

以上の4段階に分けられます。

既に申し込んでしまったツアーとはどうするの?費用の返金は?

危険のレベルによって、ツアーを中止するか否かの判断基準はあるのでしょうか?
多くの旅行会社が加盟する日本旅行業協会が定めたガイドラインによれば、外務省の発表する危険情報レベル、その地域情勢を加味した上で各旅行会社が判断するもの 、としています。
旅行会社の判断で中止となった場合は、当然のことながら代金は全額返金されます。

まとめ

今までは、政情不安定などの理由により一部の国々に高いレベルの危険情報が
出されたり、または継続して出されている事はありましたが、
今回の様に外交・経済などの面で重要な関係を結んでいる国に対してこの様な
情報が発表されたことはなかったと思います。
今年開催されるオリンピックについても開催の可否いついても盛んに議論されています。
個人レベルで出来ることは限られていますが、マスクの着用、不要不急の場合の外出自粛、手洗いの励行、などを行うことで自らの感染する危険性を減らす、回避することができると思います。
これを実践してすることと共に、一日も早い騒動の終結を願うものです。

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