上海でのお買い物

旅行関係

海外での経験談
今回はまたまた上海での出来事を一つ。

当時の上海 南京路 (個人情報保護で申し訳ありません・・・・)

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異国でのお買い物

前回の上海での出来事パート2です。
滞在中、使っていたバッグが壊れてしまい修理することもできないので、
結局買いに行くことにしました。

ホテルのフロントで近隣にあるデパートについて尋ねると、地下鉄に
乗って数駅先に大きいデパートがある、とのこと。

早速地下鉄を使って数駅離れた南京路へ。

電車の中の長椅子に横になって寝ている人や、ノースリーブのブラウス
から堂々とム〇毛を見せながら吊り輪につかまっている若い女性、
駅の通路にサマーベッドを持ち込んで寝ている人たち(駅から流れてくる
クーラーの冷気を目当てに改札前や階段の踊り場などに
サマーベッドを持ち込んで涼んでいる人たち(今はどうかわかりませんが・・・。)
を見て、軽いカルチャーショックを受けながら目的地へ。

名前は忘れました(上海第一百貨店だったか?)が、当時の南京路では一番大きい店へ。
何処に何があるのかもわからず館内をグルグルと放浪し、ようやく目的の品を発見。

売り場の中にあるお会計らしき?場所へ行き、会計をしようと財布を取り出すと、店員に何か中国語で怒鳴られて品物を取り上げられてしましました。

代りに何かを書き込んだ伝票らしき紙を渡され、追い払う様に手を振りながら顎で店内の一角を示します。
そちらを見るとのそこには長蛇の人の列が・・・・。

待つこと1時間・・・・・

なんだか訳は分かりませんが、とにかく他の人たちと共に列の中へ。時間はお昼の1時間前。

並んでいるうちにシステムが解ってきました。こちらでは品物を買う際にはまず売り場の店員に品物を預け、代わりに伝票を受け取り別の場所で会計を済ませ、伝票に領収済のハンコを貰ってから元の売り場に戻り、そこで品物と引き換えるシステムだったのです。

私が並んだ列の先には窓口が2つある小さなカウンターがあり、中には3~4人の店員が作業していますが、恐ろしく非効率的な仕事をしていました。

日本であれば、同じ人数が働いていれば、全員が会計⇒押印を同時並行で行って時間短縮を図る、と思うのですがここではそんなことはあり得ません。

すなわち、窓口で伝票とお金を受け取る(1人目)⇒伝票を確認する(2人目)⇒押印する(3人目)⇒おつりと伝票を返却(4人目)という流れで仕事しているので、列は遅々として進みません。
なんやかんやで1時間ほど待ち、あと10人位にまでなったところで、事態が急変。

突然窓口が閉まってしまいました。と同時に待っている人たちからは大きなため息と同時に床に座り込む人たちが大勢います。

店内を見ると売り場のあちこちが天井からのカーテンですっぽりと隠され、店員が中に入って出てきません。

そうです、お昼休みになってしまったのです。あちらのお昼休みは徹底していて、休憩時間中に見かけた店員に声をかけようものならすごい形相で大声で怒鳴られてしまいます。

こうなってしまったら、もう他に手はありません。待つのみです・・・・・。

そして、待つこと1時間半。面倒くさそうに窓口が開いて業務が再開され・・・・

品物を手に入れ、ホテルに帰り着いたのは15時を過ぎていました。

ホテルを出たのは朝の9時半、こんなにコスパの悪いバッグには今迄お目にかかった事はありません。

そんなバッグも3ヶ月後に壊れてしまい、ゴミ箱へ旅立って行きました・・・・・。

滞在したホテルからの景色
当時の上海の街角

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