井上尚弥、 26歳で三階級制覇達成! いったいどこまで強くなる?

芸能・スポーツ

現在の日本ボクシング界の至宝である井上尚弥。

次戦も勝利を収めて世界バンタム級チャンピオン王座統一なるのか?

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来歴

幼少期~高校時代

1993年4月10日 神奈川県座間市出身。血液型はA型。
元アマチュアボクサーだった父、井上真吾氏の指導の下で小学校1年生からボクシングを始めました。
初めての試合は小学校6年生。全国大会で中学2年生相手にRSC勝利を収め、注目を浴びます。

中学時代に全国大会で優秀選手賞を受賞しています。この頃からアマチュア関係者の間で「凄い中学生がいる」と、噂になったいたそうです。
中学卒業後、県立新磯高校(当時、現在の相模原青陵高校)に進学。
入学後、ボクシング部に入部し練習に励みます。

高校1年次に早くもインターハイ、国体、全国選抜、の三冠を達成。
3年次までに国際大会を含む高校アマ史上初の7冠を達成。
世界選手権でもベスト16に進出しています。
高校在学当時、強すぎて練習パートナーとなる選手がおらず、入学当初から
大学のボクシング部に出稽古に行っていました。

2012年、ロンドンオリンピックの予選を兼ねたアジア大会、ライトフライ級の決勝まで進出しましたが、判定で敗れ、念願のオリンピック出場はなりませんでした。
アマチュア時代の通算成績は、75勝(48KO・RSC)6敗。

プロ転向

高校卒業後、プロ転向を決意。中学校時代に出稽古に来たことにある元世界チャンピオン大橋秀行氏が会長を務める大橋ジムからプロデビューすることを発表しました。
プロ転向にあたり、下記を条件としてしていました。
・幼少時代から指導を受けていた父、真吾氏をトレーナーとすること。
・強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない
2012年10月、東洋太平洋ランカー相手の8回戦でデビュー。左ボディーで4回KO勝ち。

その後、順調にキャリアを重ね4戦目で日本タイトル、5線目で東洋太平洋ライトフライ級タイトルを奪取しています。
2014年4月、現役当時天才と言われていた師匠、大橋会長でもなし得なかった6戦目でWBC世界ライトフライ級タイトルを奪取しました。
当時、減量苦から1階級上のフライ級へのタイトル挑戦を模索したが交渉が難航、同じ交渉相手がマネージャーを務めていた更に1階級上のスーパーフライ級王者 オマール・ナルバエスへのタイトル挑戦が決定しました。未知の階級での戦いで苦戦が予想されていましたが難なく2RKO勝ち。
試合後に敗れた相手陣営が井上がグローブ内に何かを仕込んだではないか、と疑わせるほどの強烈なパンチ力を発揮しました。

数度の防衛戦をこなした後、3階級制覇を目指し、WBAバンタム級チャンピオンであったジェイミー マクドネルに挑戦、圧巻の1RKO勝ちで3階級制覇を達成。
その後、アメリカ・ドイツのプロモーターが企画した同階級世界4団体の王者、上位ランカーのみが参加できるWBSS (ワールド・ボクシング・ワールド。シリーズ)に参戦、ファン・カルロス・パヤノ、エマニュエル・ロドリゲス、
世界5階級制覇の名王者 ノニト・ドネア等の歴戦の王者たちを破り見事トーナメントを制覇しました。

井上の次戦は4月にボクシングの本場、アメリカ ラスベガスで同じ階級のチャンピオン、井上と同じ3階級制覇を達成しているWBOバンタム級チャンピオン、ジョンリル・カシメロ(フィリピン)との対戦が決定していましたが、昨今のコロナウィルスの影響により、延期となってしまいました。

まとめ

実は私も大昔、プロボクサーを目指し練習していました。
(才能がなかった&ケガが多く結局デビューできませんでしたが)
井上選手は身体能力を含む素晴らしい才能い注目されがちです。が、私見ですが練習に対する姿勢も見逃せないも重要だと思います。

我々一般人でも習い事で人より上手くなりたければ練習しなければならないことは当たり前です。
プロフェッショナルである以上、練習するのはもちろん、人よりも上位(強くなる)になりたければ、より練習するのは当たり前です。ですが、それが解っていながらできない人がいるのもいるのも事実です。

人より強くなりたい、上手くなりたい、と思っていながらどこかに甘えが出てしまってできない事が多いです。

私が昔練習していたボクシングジムに当時、現役の世界チャンピオンが所属していました。
偶然、いつも同じ時間帯で練習していましたが、普段からも練習中は常に考え、1秒たりとも無駄にすることなく動いていました。

一番驚いたのは、防衛戦の直前で減量もあり一番苦しい時期だったある日、練習が終わったあと彼が突然その場でしゃがみ込み、
その場から息も絶え絶えの状態のまま這ってロッカーに戻って行きました。
その姿を見、本当のプロフェッショナルの姿を見せてもらい衝撃を受けました。

プロである以上、契約を交わした以上条件を整え、試合をする(契約を履行する)のは当然です。
著名な某世界チャンピオンがマスコミ等で減量の苦しさから「バケツ1杯の水を一千万円で買いたい」と言っていたと聞いたことがあります、試合の契約で決められた体重まで落とすのは当然。なのにそこまで言わなくてはならないほど体重を増やしてしまったのは誰なのか?

そうならない為に普段から練習・節制をするのは当然ですが、それが出来ない人が少なくないのも事実です。
その当たり前の事が出来る、継続することが出来るのも才能の1つである、と私は思います。
ボクシングに限らず、人よりも秀でている人には共通している事なのではないでしょうか?

次戦で対戦が決まっているカシメロ選手についてですが、井上選手の勝利を推す声が多いようです。
You tube等で過去の試合を見る限りではパンチの振りが大きく、スピードもそれほど無い様なのでそのような予想も出てくると思いますが、試合までの間隔が長く、その間に練習でかなりスタイルに変化が出ている、との報道もあります。
井上選手の事ですから、慢心することは無いと思いますが十分な練習を積み、圧倒的な勝利を収めてくれることを期待してます。

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